2013年12月14日

暗黒天体ラジャ・サンと地底都市アルザル


※地球空洞説の概念図。中空の地球の中心に小型の太陽が輝いている。両極には出入り口の穴が開いている。

2013年12月14日に放送された、ファミリー劇場の「緊急検証 ! 2014年度版超新約黙示録〜第1回紅白オカルト合戦〜」を見ました。

地上波の再放送ではなく、ファミリー劇場オリジナルコンテンツです。赤組、白組に分かれてオカルト話を披露し審査員が勝負をつける、という番組です。出演者は 【紅組】:飛鳥昭雄(大将)、ベンジャミン・フルフォード、中沢健 【白組】:山口敏太郎(大将)、島田秀平、武良信行でした。ムー読者にはおなじみの面々が揃っています。

ベンジャミン・フルフォード氏はいつもの陰謀論、山口敏太郎氏のレプティリアンとドラコニアンの話も面白かったですが、何といっても面白かったのは飛鳥昭雄氏の地底都市アルザルと暗黒天体ラジャ・サンの話でした。

※暗黒天体ラジャ・サンが太陽正面を横切る画像。動画はこちら


※暗黒天体、または巨大UFOからフィラメントが伸びて太陽に接触している画像。動画はこちら

飛鳥氏の話の概要は以下の通り。

  • 太陽系の惑星は全て太陽から生まれた。太陽系の惑星は全て女性で、暗黒天体ラジャ・サンのみが男性である。惑星はラジャ・サンと交わることにより、新たな天体を生み出す。


  • 暗黒天体ラジャ・サンは通常の軌道を描かず、太陽系を自由に移動できる。


  • 木星、土星、天王星、海王星は太陽から生まれ、金星、地球、火星、ヤハウエ(地球と対照軌道を描く未知の惑星)、フェイトン(小惑星帯に砕ける前の惑星)は木星から生まれた。


  • 惑星が太陽、木星から生み出されることはガイア仮説の究極である。


  • 2014年、地球内の亜空間に存在するアルザルが上昇し北極から新たな天体を生み出す。その際、地球にどのような天変地異が起こるかは不明である。


  • 飛鳥氏の持論である地底都市アルザルが新たな天体として、北極から生まれるというのです。

    ※地底都市アルザルとされる写真。河口付近でしょうか。


    ※地底都市アルザルとされる別カット。島に建物が映っています。

    地球空洞説は欧米でも根強いのですが、その中には飛鳥氏の主張するアルザルの記述が見つかりません。飛鳥氏の独自説なのでしょうか。また、アルザル実在の証拠として、アメリカ軍の極地探検で有名なリチャード・バード少将が地球内部を撮影したフィルムが存在し、それが1946年頃のアメリカの映画館でニュース映画として放映されたというのです。その映画を見たという人がアメリカには大勢いるということです。

    そのフィルムには地上では絶滅したサーベルタイガーやマンモスなどが写っていたということです。バード少将の極地探検は乗員が複数いる飛行機で行われたので、フィルムによる撮影は十分に可能です。

    果たして、地底都市アルザルは存在するのか、それが2014年新天体となり地球から生まれるのか、みなさまはどう思われるでしょうか。

    地球空洞説については別記事にまとめますが、今回はとりあえず備忘録として書き留めました。

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    posted by 桜 真太郎 at 23:55 | Comment(1) | 伝説・ミステリー

    2013年12月03日

    西ノ島新島 謎の新種カニ ニシノシマホウキガニ "xenograpsus novaeinsularis"


    ※2013年11月20日現在の西ノ島と新島。


    ※噴煙を上げる西ノ島新島の拡大写真。


    ※日本列島と西ノ島の位置関係。

    2013年11月20日、小笠原諸島の西ノ島で海底火山の噴火が起こり、新島が隆起したというニュースが一斉に報道されました。

    新島は噴火を続け現在も成長を続けています。12月3日のニュースでは甲子園球場より広くなったという報道がされました。

    今回、紹介するのはこの噴火ではなく、今から40年前の1973年の噴火で西ノ島が大きくなった時に発見された、新種、ニシノシマホウキガニ、学名:xenograpsus novaeinsularisです。

    1973年に西ノ島が噴火した時も大きなニュースになり、NHK特集で新島が紹介されました。

    1975年、西ノ島の岩場に集団発生している、新種・新属のカニが発見されました。噴火から2年余りしか経っていなくて、一旦生物は全て死滅したところに群生している姿は衝撃的でした。しかも、それが今までに発見されたころのない新種だったことは驚きでした。当時、まだ名前が無くNHKの番組で名前を公募しました。

    このカニは鋏脚の先に毛が生えている様子が箒のようなことから、ニシノシマホウキガニと名づけられました。このハサミの先ある毛で岩に生えた珪藻を集めて食べている様子が観察されています。

    ※NHKのテレビ番組で報道されたニシノシマホウキガニ。


    ※ニシノシマホウキガニの標本写真。


    ※ニシノシマホウキガニのハサミの先に毛が生えている図。

    ところが、火山活動により生息域が火山砕屑物で埋まってしまい、1983年の調査の時には死骸すら見つけることができませんでした。

    絶滅されていたと思われたニシノシマホウキガニですが、1993年にトカラ列島悪石島と硫黄列島北硫黄島で生息しているのが確認されました。いずれも浅瀬の海底温泉の泡が吹き出している場所で石の下に生息していました。

    現在、ニシノシマホウキガニは浅い海で海底温泉の硫黄分のある場所を移動して生息していると考えられています。

    この時に、ニシノシマホウキガニと一緒にテッポウエビ科のオハグロテッポウエビ "Metabetaeus minutus "という珍しいエビも発見されました。1897年にオーストラリア人がマーシャル群島で発見し、1975年当時は近くのエリス諸島だけで採取が報告されているだけの珍しい種です。その後、日本では沖縄の地下洞窟でも生息が確認されています。

    ※オハグロテッポウエビ "Metabetaeus minutus "の標本写真。

    さて、1999年には台湾の龜山島で類縁のカニ「怪方蟹」、学名:Xenograpsus testudinatusが発見されます。ここも海底温泉が湧きだしています。


    ※台湾の龜山島(亀山島)。島の右側海が白くなっている部分が海底温泉。

    YouTubeに群生している動画が上がっています。

    ※水温100度以上の海底で群生する怪方蟹。

    怪方蟹の恐るべき点はセ氏100度以上の高温でも生息できる点です。この温度に耐え切れず、茹だって死んだエビなどを食べている姿も目撃されています。

    ※怪方蟹、"Xenograpsus testudinatus"のアップ写真。


    ※水温100度以上の海底温泉に群生する怪方蟹。

    ホウキガニ属に属するカニは、ニシノシマホウキガニ "xenograpsus novaeinsularis"、怪方蟹 "Xenograpsus testudinatus"と他1種、ニュージーランドの海底火山で発見された"Xenograpsus ngatama"(和名なし)の3種類しか発見されていません。

    40年ぶりに噴火した西ノ島で、40年ぶりにニシノシマホウキガニを見ることができるのか、期待が高まります。

    今後のニュースを楽しみに待ちましょう。

    【関連リンク】
    ニシノシマホウキガニ - Wikipedia 簡単な解説
    西之島新島 - Wikipedia 前回1973年の噴火で誕生した新島の解説。
    水路 通巻第128号 「海底火山調査にまつわる話(5)〜新島生成後の西之島〜」に本種の記事あり。
    Crabs of the Ogasawara Islands  1975年、本種発見の論文。ただし英語。

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    posted by 桜 真太郎 at 21:02 | Comment(0) | 自然