
ヒトとサルは共通の祖先から進化しましたが、現在のヒトは誕生の時に尻尾は持っていません。
(サイヤ人は立派な尻尾がありますがw)
しかしまれに、尻尾を持ったまま生まれてくる例があります。
ヒトの尾についての説明をWikipedeiaから引用します。
※妊娠7週目のヒトの胚(胎児)。しっぽがはっきりと見えます。
ヒトの胚は全体の1/6ほどの尾をもっていて、胎児へ成長するにつれて体に吸収される。外見上は全く尾がないのだが、骨格としてはそれに当たる部分は存在し、尾骨(尾てい骨)と呼ばれる。
ヒトにおける尾の極端な退化は、直立姿勢を取り、草原で生活することからその利用がなくなったためとする説も存在するが、実際には類人猿はすべて外見上は尾を失っており、樹上性のオランウータンやテナガザルにおいても同様である。
稀に、脊椎なしの血管と筋肉と神経だけの尾を持つ子供が生まれる。現在では医師がそのような尾を切除することが認められている。ヒトの尾の最長記録は旧フランス領インドシナ在住の12歳の少年の229mm(9インチ)である。
受精したばかりの胚の時には尻尾がありますが、胎児のうちに体内に吸収されてしまいます。まれに、骨のないしっぽを持って生まれることがある、ということですね。過去に見つかった事例でも脊椎は入っていませんので、TOPの画像は加工したものだと思われます。
実際に写真を見ると不思議なものです。
以下、イメージを掲載します。
詳細がわかるものはコメントを付していますが、それ以外は不詳です。

中国の安徽省(あんきしょう)で、尻尾を持って生まれた赤ちゃんで名前はファンファンちゃん。生後4か月の時に尻尾の切除手術は無事に成功しました。この尻尾は脂肪種(皮下脂肪や筋肉の脂肪組織で発生する良性の腫瘍)で、脊椎とつながっていたそうです。2010年3月9日にニュースになりました。
http://www.dailytimes.com.pk/default.asp?page=2010%5C03%5C09%5Cstory_9-3-2010_pg9_6

2001年インドで誕生したバラジくん。インド神話の猿の神ハヌマンの生まれ変わりと信じられています。
以下の写真はデータ未詳です。



【関連リンク】
Google画像検索 しっぽを持った子供の写真がたくさん出てきます。
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