

※映画完成の記事はこちら。 併せてご覧ください。
ドイツ第三帝国の円盤型航空機を調べていたら、映画「アイアン・スカイ」が検索に引っかかりました。TOP右の写真は主演女優ジュリア・ディーツェ(Julia Dietze)です。1981年生まれ。マルセイユ出身で元モデルのドイツ美人女優です。
英語圏では、いわゆる円盤型のUFOはドイツ第三帝国の起源によるということはすでに周知の事実のようです。その解説をしたサイトが多数ありました。(現実の欧米の感覚はわからないので都市伝説レベルかも知れませんが。)
1945年、敗色濃厚となったドイツは南極に基地を建設し、ハンス・カムラーをはじめとする一部のエリートがそこからハウニブIIIで月面に脱出します。月で密かに力を蓄えたドイツ軍は2018年、アンドロメダ・ゲレーテおよび、多数のハウニブIVで地球に向かって侵攻を開始する、というストーリーです。
最新版の予告編をみると、葉巻型母船アンドロメダ・ゲレーテから多数のハウニブが発進し、地球へ降下していきます。
シリアスなストーリーに思えますが、制作はフィンランドのエネルギア。「スターレック皇帝の侵略(2005年)」で知られるように、いわゆるインディーズ制作のパロディ映画です。
とはいえ、ドイツ軍エリートが大戦末期にUボートで南米および南極に脱出して、秘密基地を建設したという説は根強いものがあります。さらに、大戦末期の秘密兵器の開発総責任者で、戦後、行方不明となっている、ハンス・カムラーを登場させるあたりは史実を踏まえたものとなっています。
制作は2006年に開始、Youtubeに企画、映像を投稿し制作費の寄付とストーリーのアイデアを募って制作を進めてきました。撮影自体は2011年2月に終了し、2012年4月4日に公開予定です。公開地域もインターネットで投票を募っています。インディーズ制作映画なので現在も資金状況は厳しいようです。
現在の寄付の方法は次の通りです。

1.アイアン・スカイ戦時公債を購入する。
価格は50ユーロ(5,567円、1ユーロ111.34円)。限定2,000セット。2011年8月29日現在在庫有り。
内容は次の通りです。
・きれいな写真付きの16ページの小冊子。
・DVDと2つの説明書
・署名付支援証明書
・公式認識票(dogtags)
・永遠の感謝の気持ち
2.アイアンスカイ・スニークピークの会員になる。
1,3,5,10,20,40,100ユーロ、いずれかの寄付をして、映画の最初の5分間を見ることができます。
寄付は何度でもすることができます。支払いはPAYPALかカード。
3.スポンサー、パートナーになる。
具体的な内容を問い合わせフォームに記入。
原則としてEU加盟国か周辺国の資格のある投資家対象のようです。
過去のニュース記事を見ると一口2,500円でエンドロールのクレジットに名前が載る寄付があったようですが、現在は募集していません。戦時公債に移行したのかな。
公開要請はヨーロッパが一番多く、次がアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドです。日本は全然少ないので、ぜひ投票を。
ぜひ日本でも公開をして欲しいものです。

1945年、南極基地からA9/A10ロケットのブースターを付け月に飛び立つハウニブIII。

ハウニブIIIで月面に到着し、ドイツの国旗を立てる場面。

製造中のハウニブIV。史実では計画のみだった機体が活躍します。

第三帝国の月面基地。形に注目。

ドイツ軍といったらサイドカー。月面を疾駆します。

兵士の装備。良いイメージです。

2018年、多数のアンドロメダ・ゲレーテから発進し、地球に向かって侵攻するハウニブIV。
Iron Sky teaser (HD):公式プロモーション映像1
Iron Sky Teaser 2 - The First Footage (HD):公式プロモーション映像2
Iron Sky Teaser 3 - We Come In Peace!(HD):公式プロモーション映像3
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【関連リンク】
Iron Sky 公式サイト(英語) 最新情報はこちらで!
公式サイトプロパガンダ 高画質画像のダウンロード、動画公開。
Iron Sky - Wikipedia 日本語なし。詳細データが確認できます。
ジュリア・ディーツェ(Julia Dietze)公式サイト 作品紹介、および多数の写真あり。
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