
※南北戦争時代、兵士が捕獲した翼竜型サンダーバードと一緒に映っている写真。
北米の伝説の鳥、サンダーバード。
翼長5m〜15mにもなり、つい最近も子供がさらわれそうになる事件が起きています。この鳥もずっと気になっていたUMAなので、ごく簡単に調べてみました。
この鳥は2つの姿があるようです。コンドル、大鷲の様な鳥の姿と、爬虫類の特徴を備えた翼竜の姿です。
英文Wikiには "Thunderbird (cryptozoology)" がありましたので、導入部分だけ翻訳してみました。
以下翻訳--------------------------
サンダーバード "Thunderbird"は未確認動物学の世界で、鳥の様なクリーチャー(創造物=生物)に広く使用される用語である。それは一般的にアメリカ先住民(アメリカ・インディアン)の伝統であるサンダーバードと同一のものと考えられている。
アメリカ大陸以外の旧世界で報告された同様の怪物はしばしばロック鳥と呼ばれている。
何人かの研究者は、サンダーバードは絶滅した翼竜類のプテラノドンのような爬虫類の特徴を持っていると見なしている。
サンダーバードの目撃報告は前の世紀に遡る。そして初期の人類と同時代の化石の記録が示す、翼長3.5〜5.5mの巨大な鳥(teratorns)のようである。
現代では、この生物(クリーチャー)は一般的には神話であると見なされている。
本記事では現代の目撃情報(過去200年間)のこのような生物について取り扱う。現実の報告と、この生物を信じる者たちがしばしばアメリカ先住民の伝説を根拠として述べること、対立する両論を、神話を考慮して記述していく。
翻訳ここまで--------------------------

※ブリティシュ・コロンビアにあるアメリカ先住民伝統のサンダーバードのトーテム・ポール
最近の報告で、最も物議を呼んでいるのは1977年の事件です。
イリノイ州ローンデールの町で、1977年7月25日に遭遇事件が起きました。午後9時、3人の男の子のグループが、住宅の裏庭で遊んでいました。その時、二羽の大きな鳥が接近し、男の子を追いかけました。二人は無事に逃げましたが、第三の少年、10歳のマーロン・ロウが逃げ遅れました。鳥の一羽が足のかぎづめでロウの肩をつかみ、約60cmほど地上から持ち上げて少しの距離を運びました。その後、重すぎて運べないため鳥はロウを放したそうです。
これは、ヒストリーチャンネルの「未確認モンスターを追え」にも取り上げられているエピソードです。
21世紀に入ってもアラスカやアリゾナ州で巨大な鳥の目撃が報告されています。
以下は、撮影されたサンダーバードの写真です。写真についての情報がなく、詳細は不明です。

猟師が翼竜型サンダーバードを捉えた写真。

こちらも翼竜型サンダーバードの有名な写真です。南北戦争時代の兵士と写っています。

翼竜型サンダーバード1羽を捕えた写真。

これも有名な画像。こちらは鳥型です。

カリフォルニア州「エリザベス湖の怪物」。翼竜型モンスターを撃ち落しています。

2008年にアメリカ、モンタナ州フラットヘッド湖で目撃された翼竜。ここはモンタナネッシーというUMAが目撃される湖でもあります。ソースはYoutubeの投稿。
北米の巨大鳥型UMA、あるいは巨大翼竜型UMAサンダーバードは実在するのでしょうか。
【関連リンク】
Thunderbird (cryptozoology) - Wikipedia サンダーバードのwiki。英語。
スポンサードリンク