2014年02月05日

タスマニアの巨大生物2 タスマニアオオザリガニ

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タスマニアオオザリガニ "Tasmanian giant freshwater crayfish" 学名:Astacopsis gouldi

タスマニアの巨大生物第2弾。タスマニアオオザリガニ "学名:Astacopsis gouldi"です。

世界最大の淡水無脊椎動物。本種はオーストラリアにあるタスマニア島のみで発見された固有種であり、生息地の喪失や乱獲による絶滅危惧種としてレッドリストに載っています。

今まで発見された中で最大の固体は体長80cm、体重5kgであるが、最近は2kgの個体もまれである。寿命は40年以上と非常にゆっくりと成熟します。成体になるのにオスで9年、メスで14年かかり、メスは2年に一度産卵します。雑食性であり、腐敗した木材や動物の肉、水中に落ちた木の葉や虫を食べています。若い個体は、他のザリガニ、魚、カモノハシなど天敵が少ない、浅い水の中を好んで住み家とする傾向があります。成体は攻撃的であるが、深い水たまりの丸太の下に隠れます。

このザリガニは以前はタスマニアとオーストラリア本土の間のバス海峡に流れ込むすべての川に生息していましたが、現在はわずかな生息域を残すのみとなっています。

このザリガニは人気がある食材であり、乱獲と遅い繁殖速度、農地の拡大による生息域の喪失、水質悪化により絶滅に瀕している。個体数の減少により、1995年には違法な捕獲や運搬に最大1万オーストラリアドル(2014年1月現在のレートで約9万5千円)の罰金が科されるようになり、1998年には釣りも禁止となりました。

世界には巨大な生き物がいるものです。日本の摩周湖に生息する外来生物ウチダザリガニも巨大な個体が報告されていますが、このタスマニアオオザリガニは、流れの遅い小さな小川に生息しているところが不思議です。

現在は禁漁のため食べることはできませんが、食べた人の話によればイセエビよりも美味しいということです。一度味わってみたかった・・・。


タスマニアオオザリガニの動画

【関連リンク】
タスマニアオオザリガニ - Wikipedia

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posted by 桜 真太郎 at 17:25 | Comment(0) | 巨大生物

2014年01月25日

タスマニアの巨大生物1 タスマニアキングクラブ(タスマニアオオガニ)


※船上に水揚げされたタスマニアキングクラブ(タスマニアオオガニ)。


※タスマニアキングクラブとタカアシガニ。世界最大のタカアシガニと比較しても大きいカニです。

オーストラリア南部にあるタスマニア。北海道の8割ほどの大きさの島です。この島にはタスマニアンデビル、タスマニアンタイガーなど変わった生物が生息していますが、世界有数の巨大生物も生息しています。

この記事ではそのうち、タスマニア・キングクラブをとありげます。和名:タスマニアオオガニ、英名:Tasmanian giant crab(タスマニアン・ジャイアントクラブ)、学名:Pseudocarcinus gigas 。タスマニア・キングクラブは英語の通称名の一つです。

オーストラリア南西部とタスマニア島近辺の海域の深度20〜800mの深さの海に住んでいます。多く生息している水深は140m~270mです。甲幅は46cm、体重13kgを超える巨大なカニです。大きさでは世界最大のタカアシガニ(脚を広げると3m以上)にはかなわないものの、重さと甲羅の大きさは優っています。

1992年頃から水産資源として漁獲されるようになりましたが、成長が遅く資源保護のため2004年から年間漁獲量を62.1トン(137000ポンド)に制限しています。

2012年5月に甲幅38cm、重さ約6.8kgの巨大な個体が捕獲され、イギリスの水族館に3千ポンドで売却されたことがニュースになりました。2012年5月のレートは1ポンド126.8859円なので約38万円です。

※2012年に報道された時の写真。クロード "Claude" という名前が付けられました。


※別カット。磯で良く見かけるイソガニとの比較。

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ロンドンの水族館「シーライフ "SEA LIFE London Aquarium"」の水槽に入れられるクロード "Claude"。
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※別カット。ニュースの少女が持っている写真に較べると小さく見えます。

さて、これだけ巨大なカニ、日本人ならどこで食べられるか、値段が気になりますよね。色々調べましたが、東南アジア、香港やシンガポールのレストランに生きたまま輸出されるケースが多いそうです。

オーストラリアではコースで300~400ドル位だそうです。オーストラリアで一般的なマッドクラブ(ノコギリガザミ)が100ドル程度で2人で食べられることを考えるとかなり高価です。

具体的なレストランはひとつ見つかりました。シドニーの中華街にある"Golden Century Seafood Restaurant "です。

ここではタスマニアキングクラブが1kgあたり140ドルで食べられます。しかし、1匹の重さが5kg~7kgなので複数皿の料理になり、料金も700ドルから1,000ドル近くになります。本日のレートが1AUD = 94.8円なので小さい5kgのカニでも6万円以上の料金となります。

水槽に入ったタスマニアンキングクラブ。
http://www.weekendnotes.com/im/004/05/goldenc7.jpg

オーストラリアで一般的なノコギリガザミ、マッドクラブと比較してもやはり高価です。タスマニアキングクラブは食味も非常に優れているそうです。ノコギリガザミと比較しても高価で繊細な味わいということ。

オーストラリア、タスマニアに行ったときにはぜひ一度味わってみたいものです。

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※海中のタスマニアジャイアントクラブ(タスマニアキングクラブ)の生体。

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※別カット。ダイバーとの大きさに注目。


※2012年にクロード "Claude"がロンドンの水族館に収められるときの映像。


※ダイバーが撮影したタスマニアキングクラブの生体。貴重。

【関連リンク】
タスマニアオオガニ - Wikipedia 簡単な解説。
怪物タスマニアオオガニが英国に出荷 2012年の巨大個体捕獲の記事。英語。
Golden Century Seafood Restaurant 6種類のおすすめ料理。タスマニアジャイアントクラブの調理、価格あり。

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posted by 桜 真太郎 at 22:14 | Comment(0) | 巨大生物